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協働ロボットとは
人と協働作業できるロボットです。リスクアセスメントが必要ですが、安全柵なしでもご使用いただけるのが最大の特長です。スペースを必要としないため、ラインのレイアウトを変更せずに導入することができます。
■産業用ロボットとの違い
産業用ロボットとはいくつか機能的に違いがあります。
産業用ロボット |
協働ロボット |
|
柵・人 | 柵で囲い、人の作業と分離が必要 | 柵が不要。人と作業空間を共有可能 |
設置 | 固定設置 | さまざまな場所に再配置可能。必要な工程に移設できるため、設備の遊休化を回避 |
空間 | 安全柵のスペースも含め、広い空間が必要 | 小型で省スペースのため、既存レイアウトを変更せずに導入可能 |
プログラミング | 専任の技術者が必要 | わかりやすいインターフェース、どなたでも取得可能 |
技術力 | 外部の協力が必要 | 製造技術の内製化が可能 |
自動化の対象 | 同一品種、大量生産 | 多品種、少量生産 |
コスト面においても違いがあります。一般的にロボット単体での価格を比較しがちですが、ロボット導入及び運用にかかる総コストにて比較する必要があります。以下がコスト算出の代表的な項目です。
■協働ロボットの歴史
協働ロボットは人協働ロボット、協調ロボット、海外ではCollaborative Robot、Cobot(コボット)とも呼ばれておりますが、基本的には全て同じ意味となり、人と協働作業ができるロボットを指しています。
この協働ロボットが広まったのは2013年の法改正が要因です。従来は労働安全衛生規則から協働ロボットも産業ロボットと同様の括りで、80W以上のロボットを使用する際は安全柵を設け、人と作業スペースを隔離する必要がありました。
しかし、2013年の規制緩和により、80W以上のロボットであっても、ロボットメーカーやユーザーが国際標準化機構(ISO)が定める規格に準じた以下の措置を講じることで、安全柵を設けずロボットを使用することが出来るようになりました。
1)安全適合監視停止 2)ハンドガイド 3)速度及び間隔監視 4)動力及び力の制限
ユニバーサルロボットでは人が触れたり、外部に接触した際に安全に力を検出して止まる機能を有しており、上記条件の4)動力及び力の制限に適合していますので、協働ロボットのアプリケーションに使用できる形となっています。
※ロボットシステムとしてのリスクアセスメントは別途必要となります。
導入事例
ユニバーサルロボットは、毎日75,000超の生産環境で使用されています
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UR3e | UR5e | UR10e | UR16e | UR20 | |
---|---|---|---|---|---|
動作半径 |
500 mm
/ 19.7 ins |
850 mm
/ 33.5 ins |
1300 mm
/ 51.2 ins |
900 mm
/ 35.4 ins |
1750 mm
/ 68.9 ins |
可搬重量 |
3 kg
/ 6.6lbs |
5 kg
/ 11 lbs |
12.5 kg
/ 27.55 lbs |
16 kg
/ 35.3 lbs |
20 kg
/ 44.1 lbs |
据付面積 | Ø 128 mm | Ø 149 mm | Ø 190 mm | Ø 190 mm | Ø 245 mm |
重量 |
11.2 kg
/ 24.7 lbs |
20.6 kg
/ 45.4 lbs |
33.5 kg
/ 73.9 lbs |
33.1 kg
/ 73 lbs |
64 kg
/ 141.1 lbs |
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