自動化の再定義：協働的エコシステム

　URでは、これほど広大な業界を自社で理解する能力はどの企業にもないことを理解しています。世界初のUR+パートナー認定エコシステムを構築することで、それぞれの技術分野の専門家であるサードパーティーと協働するプラットフォームを構築しました。これらのパートナーは、各ビジネスのユニークなニーズに合わせて、新しく革新的なコンポーネントとアプリケーションキットを作成します。

UR+プラットフォームには、現在300社以上のUR+パートナー、400以上の認定UR+コンポーネント、アプリケーションキット、ソリューションが含まれています。UR+はプラットフォームとして、お客様がUR ロボットと互換性のあるツールを閲覧することを可能にします。また、販売代理店、インテグレーター、OEMが顧客と協力して、作業に最適な製品を見つけ、選択することを支援します。

UR+には、お客様の課題を解決するための実績ある標準的なソリューションを提供するオールインワンパッケージであるUR+ソリューションの数が増えています。これらのソリューションには、URロボット、ハードウェア、ソフトウェアに加え、設置サービス、マニュアル、運用サポート、トレーニングが含まれています。業界で最も一般的なアプリケーションのニーズに対して、これらのUR+ソリューションは、簡単で効果的な自動化のためのターンキーアプローチを提供します。

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　URは、自動化への第一歩を踏み出すビジネスを支援するために、販売パートナーのグローバルネットワークを用意しています。これらの販売代理店は、専門の技術営業と高い技能を持つロボット技術者へのアクセスにより、問い合わせから技術サポートまで企業をサポートすることができます。

協働ロボットの購入に興味を持たれたお客様には、通常、その地域の認定代理店から連絡が入ります。販売代理店の仕事は、お客様の業務を理解し、協働ロボットがどのようにサポートできるかを把握することです。そして、どのようなアプリケーションがその企業の業務に最も適しているか、UR+プラットフォームのツールや製品を提案し、導入が正しく行われ、最終的に成功するようにアドバイスします。

協働ロボットの導入後は、販売代理店が専門的なアドバイスやサポート、システムの一部に関するトレーニングなどを提供します。

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　認定システムインテグレーター（CSI）は、主に地域ごとに存在し、最終顧客のために複数のハードウェアとソフトウェアを統合したアプリケーションを作成します。

CSIは、製造業の生産ラインなどでロボットを導入したいエンドユーザーに対して、エンジニアリングコンサルティングと「ターンキー」プロジェクトデリバリーを提供することで、これを実現しています。

一般的に、顧客がCSIを利用するのは、自分たちが何をしたいのかは分かっているが、そこに到達する方法が分からないからです。CSIはそのギャップを埋め、統合段階を完全にサポートし、責任を持ち、エンドユーザーにトレーニングとサポートを提供します。

インテグレーターは、提供するアプリケーションのスペシャリストです。そのため、特定のプロセスや産業に関する深い知識を活かして、カスタマイズされたシステムや、ネジ締め、研磨、ばら積みピッキング、接着、組み立て、研磨などの専門的な産業用アプリケーションを提供することができます。これらのアプリケーションは、多くの場合、PLC、通信プロトコル、そして最近では予知保全を含むCSIを通じて統合されています。

　OEM（Original Equipment Manufacturers）は、URの協働ロボットの価値を理解し、これを活用した機器を構築しています。

これらの企業は、アームを中心としたカスタマイズや新しいアプリケーションや製品を作ることで、大きな付加価値をつけています。つまり、URの協働ロボットのコア技術だけでなく、その先にある溶接からやすりがけまでの専門的な拡張技術を組み込んで、顧客に完全なソリューションを提供しているのです。

OEMは、URの技術力に見合うものであることなどの基準に照らして慎重に選定されます。OEMによって作られた最終製品は、URのネットワークではなく、OEM自身のブランド下で販売されます。OEMは、パレタイジング、マシンテンディング、溶接など、さまざまなアプリケーションのためのソリューションを作り出しています。